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院長ブログ

第3回:悼む

第3回:悼む

平成31年3月25日に当院の創設者である柏葉武先生が逝去されました。

4月19日に当院は開院から48年を迎えました。昭和46年当時の東月寒の写真を見ると病院周囲は緑豊かな農地に囲まれ、歳月の流れを感じます。地下鉄東豊線が福住まで延長されたのが平成6年、札幌ドームが完成したのが平成13年のことです。

柏葉武先生が当院を開設したのは41歳の時で、札幌で脳神経外科を標榜する病院としては本院は4番目でした。交通事故に伴う頭部外傷や脳卒中が増加の一途をたどっていた時代でそれこそ不眠、不休で診療にあたっていたと聞いています。昭和50年には60床の病院となり、平成元年には別館が完成、平成17年には現在の形の病院となりました。数名の職員で始まった柏葉脳神経外科医院は300余名の職員を抱える柏葉脳神経外科病院になりました。患者さんに対しても社会に対しても医師としての役割を十分に果たされたように思います。5月26日に予定されている「柏葉武先生を偲ぶ会」は先生への感謝の思いを込めた会にしたいと思います。

改めて柏葉武先生のご冥福をお祈りいたします。

この記事を書いた著者

寺坂 俊介
脳神経外科 理事長・院長
寺坂 俊介 先生
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