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当院は二次救急指定病院です。
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ご挨拶

日々進歩する最先端医療技術をいち早く臨床に

現在の医療技術は高度に精密化・複雑化しており、その恩恵を最大限に享受するためには 「医学と理工学の境界領域の専門知識を持つ部門」の存在が欠かせないとの理由から、札幌柏葉会病院には先端医療研究センターが設置され、最先端の臨床MRI装置、新しい画像技術、人工知能などの迅速な導入を進めています。
また、積極的な院内部門間の情報交換無くしては最先端技術の臨床応用は実現しないと考え、疾患の診断、治療から回復リハビリテーションまでを有機的に連携するために、高度脳血管病センターをはじめとする病院内の各部門、診療放射線部門、理学療法部門とチームを組んで部門間の技術情報の交換をおこなっています。


先端医療研究センター  センター長 松澤 等

社会医療法人柏葉会 柏葉脳神経外科病院 先端医療研究センター  センター長 松澤 等

医学と理工学の連携

体の外からは見えない脳の状態を把握するためには「画像診断」が欠かせません。 特に、体内の水を構成している水素原子の起こす磁気共鳴現象を 利用して人体の断層撮影を行うMRI はこの30年ほどの間に画期的な進化を遂げ、 解像度が向上し、病変に対する感度も良くなり、脳内の病変部がより詳細に明確に分かるようになりました。 MRIでは脳脊髄の解剖学的構造だけではなく、神経活動の状態を含めた様々な種類の臨床的情報を取り出すことができ、当センターではこれらの情報をできるだけ早く臨床に取り入れるように努力しています。
更に、人工知能の臨床応用にも積極的に取り組んでいます。現在はスマートフォンから家庭用掃除機まで、さまざまな分野で人工知能の活躍が注目を浴びていますが、臨床医学は人の生命に直結する分野であり、人工知能の臨床応用にはあくまで厳格かつ慎重な検証が必要とされています。当センターでは 高度な画像診断、手術主義の解析、効果的なリハビリテーションまで、正しい知識に基づいたAIの積極的な導入を目指しています。

他部門との連携

疾患の診断と治療から回復リハビリテーションまでを最良のものにするために、当センターでは、高度脳血管病センターをはじめとする札幌柏葉会病院内の各部門、診療放射線部門、理学療法部門とチームを組んで、部門間の技術情報の交換をおこなっています。積極的な情報交換無くしては最先端技術の臨床応用は実現しないと考えます。

このように先端医療研究センターでは、 病院における、「疾患の診断→治療→リハビリテーション」の一連のいずれの場面においても、最先端医療技術の進歩をいち早く取り入れて臨床に生かす体制を構築し、世界水準の医療を地域社会に提供できる脳神経領域の専門医療拠点を目指しています。

このHPに掲載されている「臨床応用」のページで、私たちの数々の成果をご覧ください。